お見合い結婚が婚姻率を高くする

未婚率の上昇

未婚の男性や女性が周囲にたくさんいます。未婚率の推移を見てみますと、20歳から34歳の男女の未婚率はここ50年ほどで、男性が約1.5倍、女性が約2倍にまで上昇しています。総務省の2005年の国勢調査によれば、30歳代の男性の実に半数近い47.1%が未婚なのだそうです。

最近では男性も女性も晩婚化傾向にありますが、たとえば25歳から29歳の女性の場合、1970年代は5人に1人が独身だったものが、2000年には2人に1人が独身という数字に、男性の場合には、70年代には2人に1人が独身だったものが、2000年になると10人に7人が独身という結果になっています。適齢期という言葉など、もはや死語という雰囲気ですね。


いつかは結婚したいけれど

男性の場合、50歳になって一度も結婚をしたことがないという人(生涯未婚率)の割合が、1970年の1.7%から、2005年には15.4%と急増しています。晩婚化だけでなく、非婚化もかなりの勢いで進んでいるようです。


ただし晩婚、非婚の男女とも、一生結婚をするつもりがないというわけではなく、チャンスがあれば結婚をしたい、結婚しようと思っています。結婚のチャンスに恵まれないということなのでしょう。昔に比べて恋愛のチャンスは格段に増えているはずですから、出会いもたくさんあるはず。それにもかかわらず婚姻率が伸びないというのも、なんとなく不思議な気がします。

お見合い結婚減少と婚姻率低下の関係

実は恋愛の自由度が増すにつれて、婚姻率は逆に低くなる傾向があるのです。ここ50年ほどの恋愛結婚とお見合い結婚の割合を示した表を見てみますと、1955年頃から恋愛結婚が急増し、お見合い結婚が減少していることがわかります。そして、お見合い結婚が減少した1960年代ごろから、未婚率が急に上昇しているのです。

どうやら、それまでの婚姻率の高さはお見合い結婚に支えられていたということになるのではないでしょうか。1952年(昭和27年)の結婚調査(人工問題研究所)では、その年の既婚者の約70%はお見合い結婚だったそうですから、お見合いがいかに婚姻率のアップに寄与していたかがわかります。いつの時代も結婚を真剣に考えるなら、やっぱり恋愛よりもお見合いということなんですね。


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