お見合い結婚で注意したい仲人口と釣書

仲人口

お仲人さんがお見合いの仲介をしてくださる時というのは、往々にしてお相手の良い点ばかりが強調されてしまいます。「四百ずつ両方へ売る仲人口」という江戸時代の川柳がありますが、これは、あることないこと嘘八百(両家に四百両ずつで八百なんだそうです)を並べたて、なんとか縁談をまとめて手数料を稼ごうとするお仲人さんのことを揶揄しています。仲人口というのは今も昔も変わらないようです。


結婚相談所らしきものが最初に設立されたのは明治時代でしたが、江戸時代にすでに結婚相談所らしきものはあって、仲介者が結婚を希望する男女の縁を取りもち、縁談がまとまれば支度金の1割を取分としてもらうシステムになっていました。結婚がうまくまとまれば取分がもらえる、まとまらなければそれまで・・・となれば、あることないこと言ってなんとか結婚させようとするのも無理からぬ話です。もちろん、お仲人さんの多くは、誠心誠意すばらしい結婚のために尽力してくれますから、そういったお仲介さんとめぐりあえれば何の心配もいりません。


仲人口と釣書に気をつけよう

お見合いでは、「仲人口」の他にもう一点、釣書(身上書)に書かれている内容にも気をつけてください。仲人口も釣書も、ちょっと疑うぐらいがちょうど良いのかもしれません。


特に釣書(身上書)の場合、学歴も収入も家族構成もすべて自己申告の世界ですから、書かれている内容がどこまで正しいのか本人以外にはわかりませんし、それをチェックすることも難しいですよね。あまりに素晴らしすぎる内容にはご用心、といったところでしょうか。中には、探偵事務所などに依頼してしっかり「身上書調査」をするという慎重派もいるようですが、結婚は一生の一大事なのですから、それぐらい慎重であってもおかしくはないと思います。



疑わしきは調べましょう

探偵事務所が調べる内容というのは、釣書に書かれていることの事実確認の他、 異性関係、ご近所や職場での評判、家族関係や親族までいろいろ。依頼者の要望に合わせて調べてくれます。探偵事務所を使ってまでお相手のことを調べるなんてオーバーなように思えるし、お見合いのお相手を最初から疑ってかかっているようであまり気が進まない・・・という方が大半かもしれませんが、釣書に書かれている内容と本人の様子がどうも一致しないとか、おつきあいを始めてみたら、釣書に書かれていることとなんとなく話が違うと感じた時には、決してそのままにしておいてはいけません。


本人に直接確認してみることができないのであれば、お仲人さんなどを通して調べてもらったり、あるいはスッパリ割り切って探偵事務所に調査してもらってもよいでしょう。お仲人さんの言うことや釣書を信じて結婚してみたけれど、どうやら噓だったみたいと後から気づいても後の祭りです。後々後悔しないためにも、交際期間中からしっかりお相手を観察していましょう。良いことづくめのお話や、自慢げな釣書、お仲人さんの手放しの賛美は要注意ですよ。

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